ドキドキ!プリキュア 第48話 感想。

キング・オブ・ハート。

ドキドキ!プリキュア 第48話 感想。

dp4809.jpg

決戦!大貝町!キングジコチューとの戦い、ついに決着!


正直ねえ…こうくるかって驚きの連続でした。いや、かなりスタンダードな最終決戦だけど、ドキドキらしい意外な展開がチラホラ。あんまり比較するのはいけないと思いつつも、言いたい。個人的に「歴代のプリキュアの中で一番好きな最終決戦」でした。観たかったモノが次々とお出しされる幸せ!でも全部巨大ランス(詳しくは後ほど)に持っていかれた感!

今までの積み重ねが生かされたり、バトルあり、敵との共闘あり、笑える要素あり、最後は気持ちよく大勝利。1話に詰め込みすぎ問題だよ山口さん!ドキドキはやっぱり面白いなあ…一年間ずっと観て本当に良かった…ああ、でもあと1話で終わりなんですよね…毎年言ってますが、あっという間に最終回が来てしまって心の準備が出来ない…。


と、まあ衝撃的なシーンに記憶を持って行かれがちですが、ドキドキプリキュアが一年間、視聴者に問いかけてきた「愛とは?ジコチューとは?」という問いに解答が出ました。ドキドキってなんかよくわかんねーなーという人や、マナちゃんの考えについていけないぜ~って人や、敵のほうが正論じゃない?と思っている人も納得…できると思い…ます。
ごめんやっぱり自身はない。
僕、モノ書くの下手だからなあ…。でもこの一年でドキドキが言いたかった事は理解できたつもりです。キャラ萌え・シチュ萌えもオイシイ作品ですが、「この行動は愛なのか、それとも自己中心で悪なのか…」というちょっと難しいテーマにも踏み込む所が好きだったよ!

dp4801.jpg

小脇に抱えられるレジ子かわかわ。身長差からマナちゃんの妹みたいで可愛いです。


王様はキングジコチュー心臓部で生体ユニットにされていました。デビルガンダムに取り込まれたレインみたいな感じ。ああ山口さんはGガンダムも携わっていましたね。納得。

助けるにはやはり…キングジコチューの体内に飛び込むしかないな!即決断のマナちゃん。

dp4802.jpg
dp4803.jpg

「無茶よー!!!」
ツバメは最後まで無鉄砲な夫に振り回されるのが似合う。

でもやります。「あたしを誰だと思ってるの!?大貝第一中学生徒会長・相田マナよ!!」
……自分で正体バラすんだ!?そういえば2話目からそんな感じだった。最初から本人は隠す気ゼロなスタイルだった。マナちゃんブレなすぎ問題。

dp4804.jpg

実況放送されているのに本名を明かすなんて…。でもこれが町中の人々がプリキュアを応援し始めるキッカケとなる。
マナちゃんが付け足した「プリキュア5つの誓い」のその6「一つ、みんなで力を合わせれば不可能はない!」を思い出します。先週からのサブキャラ大活躍の流れがドキドキが描きたかったテーマ「博愛と献身」なのですね。

気軽に正体バラすなや!とツッコまれそうですが、本人はプリキュアとして活動しているのではなく「生徒会長・相田マナ」として活動してるつもりだからねえ。ここぞという名乗りの時はいつだってそう名乗る。これも前から一貫して描かれてきましたから特に違和感無し。

本当にやれるのかと聞かれても「モチのロン!」と答えてくれる、この安心感。モチのロン、は映画を観た人なら「ああ、受け継がれた言葉なのか」と理解できますね。これも積み重ねのひとつ。



イラりつまたもキテル…。

dp4805.jpg
dp4806.jpg

キンジコに飛び込もうとする六花ちゃんをイーラが心配してる!!でも悲しいかなツバメはもう王子様と添い遂げる覚悟決めちゃってます…。つーか六花ちゃん色々とモテるね…(この後ラケりつも少々有り)


ソードハリケーンやミラー、スワークルは出番が多い技ですが、ハートダイナマイトとロゼッタバルーンは一回しか披露されなかった…と思ったらここでダイナマイト使用!さらにバルーンも再び使用!やった!さて何が出るのかお楽しみ……ん?え?でか…え!?

ラーンスッスー。
dp4807.jpg
dp4808.jpg
dp4809.jpg
怪獣大決戦だこれ…パシフィックリムだこれー!

ロゼッタバルーンを全然使わなかったのは…全てはこのインパクトためだったのか。(いや違うね…。多分、予定ではもっと使うはずだったんだろうな…とは言わないでおこう)

鳴り物入りで出てきたわりに全く使われないまま消えていった必殺技は数あれど、溜めに溜めて最大級のネタに昇華した例はじめて見た。折角のバンクありなのに本編で一度しか使われない技って色々あるよね…。バルーンもそうなると思った。 → ラスボスに耳を噛まれる妖精はじめて見た。


意外と善戦してしまうからまた酷い。内部のハート達の戦いが見えないので、一般市民からすればランスが世界を救った英雄だと思われてそうだ…。

ここのシーンの妖精たちのツッコミが秀逸。「いるし!!」「耳はだめぇえええええええ!!」流石はアイちゃんのパパ、 アイちゃんの親ならランスの耳を噛むよね・・・。

さぞシリアスな戦いが繰り広げられたろうと思ったら何だコレ!?緊迫感ぶち壊しマシーンですが、画的にギャグだけどキンジコ様別に弱くないので、足止めできたロゼッタ・ランスコンビはすごい事を成し遂げてしまった!
主人公を先に行かせる為に一人ずつ足止めに残るパターンでラスボス担当する人はじめて見た。ラスボス相手にたった一人で戦うってありす様改めてしゅごーい…巨大ランスを召喚するだけではなく、ちゃんと操作しているし(リフレクションを目隠しに上空から奇襲はロゼッタお得意の玄人技)

ロゼッタバルーン…ロゼッタバルーンって何だ。

ランダム技のはずなのに最適の技を引くありす様の強運なんなの…あ、でも「何が出るかお楽しみ」とは言ったが「ランダムで」とは一言も言ってないね…つまりバルーンからはありす様の望むものがなんでも出せる可能性があるな。ロゼッタバルーンは乱数操作できるパルプンテだったんだ…。

そういえば巨大珍生物大好きだったねありす様。1話からそうだった。なんという迂遠な伏線…ドキドキはいつもそういうことする。


……次回予告にこれを一切映さなかったスタッフに敬意を表する。

実にありす様(強キャラ)&ランス(被害者)らしい最終戦闘でした。この一年、ひたすら規格外なキャラ・ありす様に度肝を抜かされっぱなしだったなあ。ありす様メイン回はプリキュアとして反則スレスレだったもん…。
この後の題名のない音楽会がゴジラ音楽の生みの親伊福部昭特集という完璧なタイミングで駄目押しされる。この流れでテレビからゴジラのテーマが流れてておなか痛い。


バルーンが全部持ってっちゃったけれど、エース&レジーナによるエースミラーと槍の連携も素敵でした。擬似姉妹で合体技いい…。ムーンライトとダークさんにやって欲しかったモノをここで見せてくれてありがとうございます。

誰も予想できなかった突入方法でキンジコ体内に侵入するハート達。途中でダイヤモンドが「幸せの王子を助けるツバメ宣言」(こいつもブレない女です)をしつつ時間稼ぎの為に残り、ソードもまた大量の雑魚相手に足止め戦を開始。

dp4811.jpg

「大丈夫、私も後から必ず追いかける!」
ものすごくテンプレートな死亡フラグ台詞を叫ぶまこぴーですが、ちゃんと生き残ります。後から追いかけるって宣言して本当に追いつくまこぴー偉い。

dp4810.jpg

プリキュアストアのCMで一瞬映ったイース様に心を奪われる。おのれ明らかに大きな友達向けのラインナップしやがって…おじさん一人だけじゃ絶対に入店できないのに…なぜ今更イース…!欲しい…。


仲間達の犠牲(死んでないけど)の結果、心臓部に辿り着いたハートたち。
心臓=ハート=鼓動=キュンキュン…モチーフが一貫していて良いよね…。

dp4812.jpg


あきれた物量で攻めるジコチュー軍団に、(ドキドキ内で)体力が低めのダイヤモンドでは突破されそう…。
「マナ達の所へは行かせない…」
「おうともさ!ボクは最後まで六花とがんばるケル!!」

dp4813.jpg
dp4814.jpg
「プリキュア・ダイヤモンドブリザード!」

捨て身の自爆技発動!……何やってんの六花ちゃん?!

心中は六花ちゃんならではの「愛」の表現だからね…重いね…とうとうやりやがったね…すげえ満足そうな顔だなツバメ!!最後の最後で王子に付き合って凍え死んだかツバメ…。
まあ死ななかったけれど。

六花ちゃんこのシチュに酔ってませんか…あ、いや別に六花ちゃんを悪く言うつもりはありませんよ。結果的にちゃんと足止めは成功したし王子は助かったし自分もちゃんと生き残ったし、文句ないですハイ。ただ最後までツバメだったね…その重く激しい覚悟がラストでも発揮されて僕は敬意を表する…!あとラケルもな!お前はお前で最愛の六花ちゃんと心中未遂ができて良かったな…!六花ちゃんもラケルもお互い満足そうに死ねて良かったね……死ななかったけれど。
六花ちゃん、やっぱりすごいわ。


巨大ランスでキンジコ外殻に一矢を報いるもエネルギー切れで戦闘不能になるありす様。喉元付近でツバメは心中。徐々に仲間たちが傷つき倒れていく。コレはひょっとしなくともまこぴー戦闘不能になる…と思ったら!

dp4815.jpg

なんとこの娘、しっかり敵を殲滅してハートの元に辿り着きます(!)死亡フラグも切り捨てる刃キュアソード!

1話冒頭と同じ構図で同じタイプのジコチューと戦うまこぴー。でも今はあの時と違う。同じ構図を意図的に使うことで一年間の成長を見せる良い演出。

dp4816.jpg

各プリキュアの個人技大活躍なのは嬉しいけど、個人的に一番嬉しかったのはハートが弓を使ってくれたこと。パッド登場以降、ハートシュートが見れなくなってしまったから最終決戦で再び使用してくれて嬉しい。ハートといえばパッドよりも弓のイメージがあるなあ。射る瞬間にウインクするバンクが大好きだった…。


悪者お得意の一見すると正論っぽい屁理屈がさく裂。「家族の為に国を犠牲にした王はジコチューである」これを否定するハート。「娘の為に何かしてあげたい」という部分は自己中でも何でもないよ。

家族の為にとった行動は愛。その後に「自分の国を取るか娘を取るか」という選択肢を突きつけて来たのは闇。娘の為に国を滅ぼす選択をしてしまったことはジコチューと言えるかもしれないが、国か娘か二択を選ばせる部分と、家族愛を混ぜて糾弾するからズルいよね。しかもその二択を迫ったのは闇だし(さらにいえばマッチポンプだし)

自分のための他者を犠牲にするのが自己中で、他者のために他の他者を犠牲にするものは自己中とは違うってことかな。トロッコ問題みたいなやつ。

いつもながらプリキュアは子供向けにしてはちょっと難しいかも。
もっと明確に自分の為に誰かを犠牲に成したいという欲求が分かりやすいジコチューだと思いますが、少しややこしいのが、そもそもジコチューは「誰にでもある自己中心的な気持ちを悪しき方向に染めて作っている」という設定だったと思うので、単純に「ジコチュー=自己中心的な言動」とは言い切れないのかもしれませんね。

「愛と自己中は表裏一体」しかし実は愛と自己中は別物だったと。光と影、愛と自己中は元は一緒だけど別物。亜久里ちゃんとレジーナがもう別人のように。


ドキドキ最大の問いかけ(?)国王はジコチューか否か?…その解答はこうなりました。

「愛」そのものは自己中ではなく罪もないが、外的要因によってジコチューにもなり得る。…となると悪いのは子を思う親心ではなく、その外的要因…つまりお前が悪いんだ闇!!と、この辺はちょっと難しいですが、直後のまこぴーが分かりやすくまとめてくれています。


「この命が燃え尽きるまで諦めない…みなぎる愛、キュアハートだから…!」

何が家族愛だ、とキングジコチュー内部に渦巻く膨大な闇の総量がハート達を否定し、飲み込もうとする。そこに一閃。

dp4817.jpg
dp4818.jpg
「―愛に罪はない。」

「悪いのは人を愛する心を利用した貴方たちよ!」

まこぴー約束通り本当に後から追いついた!!!
今までとは逆にハートを助け出すソード。「家族の為に国を滅ぼす王を民が許すと思うか!」という闇の言いがかりをトランプ王国民であるまこぴー自身が正論で黙らせます。

弱みにつけ込んで利用した奴が弱みを持ってた方が悪いなんて主張しても言い分としては全く通らないってことです。のぞみさんがギリンマ君に言った「騙す方が悪いに決まってるじゃない!」と近い理論。シンプルで力強い正論です。王様が自己中か否かって話の前に元々ジコチュー側の完全なマッチポンプだもの。


思えば王女様と一緒に地球に逃げる際、王女様に守られて逃がしてもらったんだよなあ、この娘。
今度は王女様(亜久里ちゃん&レジーナ&アイちゃん)の為に足止め役をこなした。そしてさらに後から追いついてみせる。ここに辿り着く前に1話と同じ構図の戦闘描写をしたり、演出と展開が本当に上手い。この一年でまこぴーが本当に成長したんだなってわかる…。もうポンコツとは呼べないね…立派な戦士だ。カッコイイ。

dp4819.jpg
dp4820.jpg

「アンジュ…」
娘の幻影を見る王様。でも実際にここに辿り着いたのはエース、レジーナ、アイちゃん。
「アン.zip.001 アン.zip.002 アン.zip.003」とアン王女三分割状態だからなあ。感動的な再会ですが大団円とはいかない…??


終戦。

dp4821.jpg
dp4822.jpg
dp4823.jpg
dp4824.jpg
dp4825.jpg
dp4826.jpg
被害甚大じゃねーか!!

ジコチューと戦闘終了後は遡及性か何かが働いて物損は修復されるからと思いっきり暴れまわったのはいいけれど、ありす様…どうすんのこれ多分キンジコ様より巨大ランスのほうが破壊したんじゃねーのか…?!そして物損が戻ってませんよお嬢様!クレーターできちゃってますよ!(原因はまだ戦闘が終わっていなかったから、だった。おのれベールのオッサン)

「復興は四葉財閥におまかせですわ!!ついでにトランプ王国の復興事業も受注しますわ!」
そして復興した建物には四葉財閥の家紋が刻まれちゃうんだ…戦後のドサクサでトランプ王国は王政が解体されちゃうんだ…。

特に解凍描写なかったけど生還している六花ちゃんで駄目だった。やり遂げた顔したあと普通に戻ってきた人初めてみた。多分マナちゃんが迎えに来なかったので自力で脱出したんだなこれ。「やっべ凍ってる場合じゃないわ!レジマナ始まってるわ!戻るわラケル!」って感じに。

せっかくレジーナとマナちゃんが抱き合おうとした瞬間にキャンセル入れた二階堂許さないよ…。お前Aパートでどさくさまぎれに彼氏面して「俺がついてるぞマナ」とか叫んでたよなあ…?まあいい、所詮お前は全篇を通して出番が10分満たないような存在よ…マナちゃんと釣り合うハズが無かろう…ないよね…?最後の最後で二階マナですか…!?

dp4827.jpg

一同「「「「「オッサン空気読めや!!!!!!」」」」」
で終了。本当なにやってんのベール…空気読んで…。折角綺麗にまとまったのに邪魔なオッサンだなあ。

(手加減できるかしら…)
(…見せ場も皆上手く行ったし来週アバンで終わらせない?)
(もう面倒くさいから巨大ランスで踏みつぶしてしまいましょうか)
(消化試合でも試合は試合だよ!気合入れていこう!)
というヒソヒソ声が聞こえてきそう。まあ、キングジコチューを受け継いだとはいえ素体がオッサン、たかがしれてます。またマナちゃんにコテンパンにされちゃうんだ…。


各キャラの個性溢れる見せ場と「愛」についてのまとめが非常に良く出来ていて、歴代最終決戦の中で一番好きになりました。さあ、後はオッサンを撃破して今度こそ大団円。

dp4828.jpg

幸せの王子、最終フォーム!プリンセスじゃなくプリンスだこれ。マナちゃんは本当に勇ましいな…。

テーマ : ドキドキ!プリキュア - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : プリキュア, ドキドキ!プリキュア, マナりつ, レジマナ,

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する