ハピネスチャージプリキュア! 第2話 感想。

ふたりは母娘!

ハピネスチャージプリキュア! 第2話 感想。

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めぐひめキテル。
キテたのですが、ちょっと異質な形でした。相棒でもなく、親友でもなく、カップルでもなく…今年は親子だ!

二話分使って入念にダメな子とおかーさんの関係を見せるとは…東映さんにはまいるね。
いきなり妙な話をしますが、プリキュアには「友情」という独特の言葉があります。友情ではなく友情。(詳しくはスイートで描かれている)
好きとか信頼とか愛とかが全部入った言葉。それが友情。

ねえこのプリキュア同性同士なのになんか恋愛っぽい展開になってない?これ百合というかレズじゃない?!いいえ友情です。…と、まあ使用例はこんな感じ。

どのシリーズでも「友情」は様々な意味を含んでおり、そして「友情」で結ばれた二人(あるいは三人以上)は深い関係になります。擬似的な恋人っぽい関係だったり、擬似的な姉妹っぽい関係だったり。師弟関係だったり、中にはチーム全体が擬似的な家族っぽい関係になっていたりします。「友情」には色々な形があるのです。


で、今年…「ハピネスチャージプリキュア!」では、めぐみちゃんとひめが「擬似的な親子関係」を築きました。今まで色んな友情の形があったけれど、母子関係は初めてだよ!
親友系とか夫婦系とかあれこれあるけど親子系ペア…なるほど、こう来るか…ッ!!
赤ん坊妖精を子育てするプリキュアはいましたが、「プリキュアがプリキュアを育てる」シリーズは新しいな!?しかも後輩が先輩を育てるっていう…どーなってんだコレ!?



二人のキャラを振り返ってみます。

今作のプリキュアの一人、「白雪ひめ(本名:ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ)」
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…かつてこれほど卑屈なプリキュアがいただろうか?
人格・人間性・戦闘能力…そのどれもが欠けているプリキュアは史上初だろう。良い所はオサレなのと育ちの良さだけ。史上最悪・最弱のプリキュアの座を1話にして早々に奪ったキュアプリンセスことヒメなんちゃら。でもこのダメダメ娘にすっかり心を奪われてしまった人も多いと思う(バカ可愛いよね)
プリキュアは10年も続いた女児アニメです。流石にキャラクターもネタ切れになるだろうと思っていました。それなのにまさかこんな濃厚な娘をお出ししてくるとは…。


一方、ハピネスチャージのピンク担当プリキュアである「愛乃めぐみ」
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一話の時点ではどんな娘かイマイチ分かりませんでした。とりあえず性格はきわめて良さそう・特に人付き合いが上手。あまりオシャレはしない。テンション上がると自作の変な歌を口ずさむ。あと手話?
…うーん。正直、ダメルダと比べるとめぐみちゃんのキャラが薄く感じました。一話の段階で見えた特徴がほぼ歴代ピンクの基本フォーマットでしかなかった。確かにひめは強烈なキャラである。でも肝心の主人公に特色が少ないのはちょっとまずいのでは…?なんて考えていました。やはりネタ切れかなあ?とかいらん心配をしたり。で、二話視聴後。

おかーさんだった。

めぐみちゃんの「おかーさんゲージ」が振り切れていました。な…なるほど今年のピンクは母性が特徴か!めぐみちゃんはひめの母になってくれるかもしれない女性なんだ…!
「自分を下げて相手を上げる」という接し方をするプリキュアは過去にいなかった気がします。褒めて伸ばす。成長を促す。下から繰り返し押し上げてあげる。マナちゃんとはまた違ったタイプのリーダーです。まさに母親(マナちゃんもレジーナ相手には母性発揮していたけど)お母さん系ジゴロとでも呼ぶべきか。
10年続けてもまだこういう新鮮な主人公像を出せるのが凄い。また珍しいタイプのプリキュアだなあ。そもそもひめが珍しいタイプだから、相棒のめぐみちゃんも独特の役割を与えられたのだけど。

駄目駄目な子だけど、駄目な理由は心の問題(?)が原因で本当はやればできる子・ヒメルダと、そんな相棒であり親友であり先輩でありファッションの師匠であり手のかかる娘を優しくフォローするめぐみちゃん。テキトーな理由からコンビを組んだ二人ですが、どうやら最高の相性だったようです。これを踏まえて今回のお話「ハピネスチャージプリキュア結成!」を観ると…うーん素晴らしい。友情ってやっぱり良いですね。


いい加減、本編の感想を書こう。
えーっと、まず開幕が…

「けってーい!!」
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うわああああああああああああああああああ!!!!
のぞみさんだあああああああああああああああ!!!!!キュアドリームだああああ!!!!!


……あっコレ毎週「うわあああ」って叫ぶハメになる…不意打ちすぎる。そうだランダムだったね、この歴代メッセージ。心臓に悪いよこのファンサービス!
早いトコロ慣れなきゃダメだな。毎度興奮してアバンタイトルやOPが頭に入ってこない。…でも…でも、これは興奮するよ!だって三瓶さんの声が戻ってる!!!女神作画!!!!新規映像でこんな…夢みたいな…!ドリームがキラキラしてたよ…川村さんありがとう!
あれ?コレってもしかしてキャラデザの人が毎回特別に原画担当するのか?…ってことは女神は11人分の原画を描くの!?


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ダメダメプリキュアのプリンセスですが、流石に初めての友達のピンチには少しがんばった!えらいぞヒメルダなんちゃら!だが敵前逃亡。初戦闘なのに…。逃げるために目くらまし用に必殺技撃つプリキュアはじめてみた。人質というか化物にされた子供がいるのにそのままほっといて逃げ出すプリキュアもはじめてみた。「はじめてみた」づくし。逃げ足の速いプリキュアって新機軸。ありえねえ。


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そのままブルースカイ大使館に逃げ込む。…大使館あるの?!というか大使館に逃げ込むって妙な所でリアルだな!目くらましといい、周囲を確認してから大使館に入るシーンといい、こいつ逃げ慣れてるな…。


ここで世界観と敵組織とひめなんちゃらの説明。

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ひめの国「ブルースカイ王国」はパンドラの箱的な…アクシア?エクシア?エクシアの箱ってHGとかMGとか色々あるけど…まあいいや、幻影帝国の幹部が封印されていた箱が開いたせいで滅んでしまいました。(あっコレ、箱を開けたのひめだな)

そのブルースカイ王国は、「ブルースカイ」っていうからには高地なんだよ!とばかりに滅茶苦茶な立地でした(崖の上に国がある)マチュピチュ…というよりギアナ高地の上に国があるイメージ。…この立地でどうやって発展したんだこの国?昔は流刑地だったとか…?罪人の子孫が国を作ったとかそういうパターンかな…。

今年もまた異世界の揉め事かなと思ったら、ブルースカイは大使館がある=日本と国交してる(一応)まともな国なのね。まともな国といっても、大使館の立地が23区どころか都内ですらないところに王国の影響力と経済力の弱さが見えますが…。四葉財閥が一捻りにできるくらいの小国なのだろう。そういえば、ひめ以外の国民全員が幻影帝国の手に堕ちたと言ってたけれど、現在大使館を運営してるのは一体誰なの…?ブルー様?リボン?
異世界ではなく、あくまで「外国」という設定のブルースカイですが、どうもファンタジーな雰囲気がありますね。ドキドキで異世界と地球が融合したからなあ。シリーズ間で設定は引き継がないけれど、ハピネスチャージの世界はドキドキのラストみたいな事が何度も起きて異世界と混ざり合った地球なのか?と妄想したり。プリキュア認知されているし。

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世界情勢も少し判明。世界規模でファンシーな侵略されています。マンハッタンがゴミまみれになっていたり、ハワイが氷河期状態だったり。(エジプトも炎上していたけれど、現地の政治情勢考えると本当にサイアークだけの仕業とは思えない)巨大なお菓子に変化するビルとか見た目はファンシーですが、サイレントヒルの裏世界化と同等の不気味さ&不条理さだよ。というか半分くらい世界が滅んでない?

メンタル弱い・ポンコツ・駄姫と散々いじりましたが、ひめがここまでマイナス思考なのは「友達ができたら何でもできる」と信じていたのに、めぐみちゃんと一緒に戦ったけれどサイアークに勝てなかったからショックが大きいのね。思わず神様に八つ当たりしてたし。少々、性格に難がある子だけど純粋な子なのかもしれない。


逃げ足だけは速い姫様。
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マジで速くてダメだった。逃げに特化したプリキュア…完成していたのか。


ゆうゆう!ゆうゆう出た!飴玉あげてる!
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多分キュアハニーのこの子からも強力な母性を感じます。ゆうゆうもおかーさん枠なのか!?これでフォーチュンも母属性あったらどうしよう。もしかして今年はダメダメな青をチーム全体で育てていくスタイル?!
メンバー的にめぐみちゃんもゆうゆうもヒメを甘やかしそうだ。となると鞭担当はフォーチュン…?鞭を打ちすぎちゃうんだ…「あんためぐみ以外に友達いないの」って言っちゃうんだ…。


今年の目玉販促・プリカードを使用したフォームチェンジと変装。
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逃げ出したひめを探す為に探偵に変装!ミルホを思い出してダメだった。
プリキュアで探偵といったら…



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この人を思い浮かべるべきだった。名探偵こまちさん回、面白いよね…。

プリカードの変装はただ外見が変わるだけではなく、少し能力向上の付加効果があります。探偵服なら探索能力に補正が掛かり、ヒントが見つかったり探している人の足跡が光って表示されたり。
それにしても、もらったアメちゃんと食べてるヒメルダが可愛いですね。探偵パートで発見される痕跡が小動物っぽくて可愛い。



逃げ足の速さ・プリキュア歴の長さという秀でた部分をポジティブに見つけてひめのやる気を上手に刺激するめぐみおかーさん。
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自分を助けてくれたあの一撃(体当たり)を評価して、ひたすら褒める。そして自分はまだプリキュアになったばかりだから色々と教えて欲しいな…と自分を下げてみます。上手い!

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そう、ヒメルダちゃんは「自分を必要とされる事に飢えている女の子」だったのです。頑張っていることに正当な評価が欲しかったわけだ。

祖国を攻め滅ぼされて家族・国民が幽閉される。プリキュアになるも敗北続き。さらにフォーチュンには罵倒される。リボンとブルー様は「がんばれ」「ひめがやらなければならない」としか言わない。そりゃ、プリキュアを止めたくもなるわな。
ただでさえ人見知りな性格なのに、失敗と敗北の連続で自信を失ったせいで恐怖心が増幅されてるのかも。必殺技を撃つバンクでさえ不安そうな表情だし。なんか急にヒメなんちゃらが可哀相になってきたな…。


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まあ、これからはめぐみおかーさんがいるから徐々に落ち着くだろう。
それにしても、めぐみちゃんの溢れる母性はどこからやってきたんだろう。もしかして名乗りポーズ考案もわざと失敗してひめの興味を引いたのか?流石に考えすぎかな。でも少なくとも「ひめも何か言ってやんなよ」のシーンは完全に保護者だった。


合体変身バンク!変身途中がえろい。毎シリーズえろい?㌧。
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途中まで分割かー、ちょっと残念。完全な合体バンク、またいつか見れるかな…。でも最後にラブリーとプリンセス手繋ぎは素晴らしいぞ!やっぱりプリキュアは二人体制が好きだ。


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戦闘員いるんだ…。チョイアークって言うんだ…。
……スナッキーじゃん!ボーリングみたく倒すのハートキャッチ序盤でよく観たよ!


主人公なのに浄化を譲るプリキュアはじめてみた。いつもと逆すぎる…。最後の一撃を任せて自信をつけさせるおかーさんですね。

「プリキュア!ブルーハッピーシュート!」
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「勇気よ天に帰れ!!」


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「おかーさんかーどでてきたー!」「うんうんよかったねぇ」
DCD筐体の前の光景だコレ。

これ友達じゃなくて親子ですよね…?おかーさんと娘ですよね…?いいえ友情です。

先週こんなに身長差なかったよね…?これ…ひめ幼児化してない!?あのえりかだって半年くらいは初期身長保ったのに…!わずか一週で縮んだかヒメルダ!


親子愛キテル…。
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でもこの身長差がたまらなく良いです…。やっぱり女の子同士の友情は素晴らしい。

しかしコレ、レジーナ並にひめなんちゃらがめぐみちゃんに依存しそうだな。と思ったら早速予告で独占欲丸出しになっていて限界だった。めんどくさい女の定番セリフ「私とあの人どっちが大切なの!!!?」でもひめが言うと重いとかサイコレズとかではなく、「母親を独占したい娘の叫び」に聞こえます。

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「今年は恋愛アリ」だからめぐみちゃんとせいじ君とひめで三角関係!?などと予想していたけど、まさかの「おかーさんと話していいのは私だけ!」と娘が嫉妬する展開でした。

テーマ : ハピネスチャージプリキュア! - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : プリキュア, ハピネスチャージプリキュア!, Yes!プリキュア5,

コメント

ヒメが大使館から逃げ出して公園に来た時の「は〜っ!いったい私はどうすればいいの?」の下りが妙に可愛かったです。
言動だけ見てたらヒメはダメダメですけど、ヒメが置かれた環境を考えるとああなってもしょうがないと言うか、ある意味リアルな描写ですよ
ね。
プリキュアは平凡な少女がある日突然悪との戦いに巻きこまれてヒーローになるという昔からの定番な話ですけど、普通あんな風にすぐさま状況に対応してノリノリで戦ったりなんかできませんよね。
ましてヒメは王族として何不自由なく育った(はず)女の子です。いきなり国の命運を背負わされ、敵には何度立ち向かっても勝てず、心を許せる同年代の友達は無く、同僚からは糾弾され、周りからは期待ばかりかけられる。
こんな状況に置かれれば誰だって挫けます。むしろめぐみが言う様に、勝てなくても何度も立ち向かったヒメは充分立派です。リボンが言った「根は強い」という評価は的を得ているとは思います。

No title

>はっさくさん
敗北続き・逃走してもひめはちゃんと戦場に戻ってくるんですよね。「連敗」ってことは少なくとも今までは何度か戦っている。投げ出さなかったのはえらいと思います。
公園で路頭に迷っているシーンでアメはしっかり食べてる所がいいですよね。小声で「甘い…」とつぶやいてたり。
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