わかってやってるんだろうけど、ダークナイトじゃなくてレッドフードだよね。

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兄ちゃん「本当にともみならダークナイトって言ってみろ…」
カイト「ダーク…ナイト…」
兄ちゃん「やっぱりともみじゃねーか!!!!!!!!!」バーン!!

せめてあそこで撃たれて死んでいれば、こんな最終回にならなかったのに…。カイトはともみとして殉職したほうがマシだったとか考慮しとらんよ…。もうこうなったらとことん炎上商法で酷い展開のオンパレードで突っ走ろう!あのアホな兄ちゃんと獄中で再開、なんやかんやで一緒にプリズンブレイクして、来年の劇場版はダークカイトライジング!これでいこう!


久しぶりに叩きたい気分。こういうコト、書いちゃダメだとはわかっているけど…酷いじゃん、あんな最終回…。
アバンタイトルの時点では皆、これはあからさまなミスリード、もしくは1回だけダークナイトを肩代わりしたとかその程度だと思っていた。彼こそが真のダークナイトだった―


…そろそろ冷静になって語れるだろうか、と思ったが冷静になればなる程、とんでもない「やらかし」だと思う。自分でもびっくりするくらい怒っている。今現在の精神状態がおかしいのもあるが。

…まあ激怒しているのは一部の純粋なファンのみで、ライト層や、この話題性に乗せられて相棒を知った新規層は「これから相棒どうすんの?!」と確実に気にはなるハズなので、ビジネス的には成功なのかもしれません。

……いやいやいや。

ごめん前言撤回。炎上商法なんて言葉がありますが、作品の資産であるところのキャラクターを、それもレギュラーキャラを燃やしてまで話題性を得ても何も残らないよ!公式やらかし具合で言えば、ゼスティリアとかアニメ版艦これなんて小物レベルの暴挙。全国的ドラマの3年分がたった1回で全部茶番になっちゃったワケだし。とにかく被害が大きすぎる。そして取り戻せない…。
こりゃ各地で大荒れになっているだろうと思ったが最終回ラスト付近の視聴率25.2%…数字上では大成功じゃねーか!平均は20.5%日本人の約四分の一が観てたってすごいなダークナイともみ。ビックタイトルだし番宣の量は凄かったし8時台スタートはやはり強いですね。それでお出しされたのがダークナイトってんだからあまりの悲しみで寧ろ笑えてきます。畜生東映絶対に許さねえ!カチドキロックシードどこだ畜生!

いや…許せるかどうかで言えばそりゃ絶対に許さない展開だけど、まあ僕が許さなかったところでどうにもならないし、そもそも許すとかなんだその上から目線って話ですが…それでもあえて言いたい。

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絶対に許さない!

せめてネタにして楽しまないと、ただただクソみたいな話だったね…嫌な事件だったね…で終わっちゃうので、徹底的に玩具にして骨の髄まで楽しんでやりたい気分です。ダークナイトという単語を見るだけで笑わせるようにした罪は重い。本当に許さない。ついでに本家(バットマン)の映画にも風評被害。

別に相棒であるカイト君が実は犯罪者だった!!というオチはこの際だから許すとしても、開始直後に犯人の素顔を晒し、そのまま特にひねりもトリックもない事件の捜査を2時間放送するってのがまずどうかしてるよ。そんなミステリって面白いか?古畑任三郎(コロンボ形式)は犯人わかってても面白いけどさあ!それは犯行の過程は明かさないから過程の推理ができるから面白いワケじゃん!2時間やって視聴者がまともに推理を楽しめそうなのが、「右京さんがカイト君の証言の矛盾に気付いた」ところだけって。

初犯の動機もよくわからん。ともみ自身もわかってなかった。ええー…。
一応、親友のため、とは言ってますが、しかしそれも最終回にぽっと初登場した親友の妹の仇って時点でしょっぱいのに、さらに犯行を重ねた原因はネット(十数年前の壺みたいなノリの掲示板。なにやらコテハンが多い…)で英雄視されたからっていくらなんでも、あんまりじゃないか?2年で5件の暴行事件って規模もまたしょぼい。劇場型犯罪になってるのか、これで?この件数でよくネットで盛り上がったなと。多少唐突でもいいから、せめて動機をしっかり描いて欲しかった…。最近の若者の犯罪は動機が曖昧という社会風刺とでも?この曖昧さで、例えばドラマ版BORDERの最終回のように意味があってメインキャラを犯罪者にしたワケではないのがバレバレ。
そもそも親友のためにダークナイトってのがわからんぞ。しかも最後はその友人にダークナイトさせてるって、それはどうなんだともみ…。「親友は馬鹿だからやらないとわからないんですよ…」って、馬鹿はお前だぞともみ。
というかキャラの性格がどうこうじゃなく脚本が破綻してないかともみ。

直前の回まで普通の好青年でダークナイト要素ゼロってのもおそまつ。まあそりゃダークナイトは後付だから伏線なんてあるワケないけど。でも別に伏線ってほどのものがなくてもさ、亀の時も、かんべそんの時も「こういうキャラだからこういうラストもアリだろうな」と納得できたんですよ。数年間の積み重ねがちゃんと生きていた。

ともみ…お前そんな奴だったのか。

最終回で急激に「若い頃はやんちゃしてたんすよアピール」を挟まれても…その…困る…。いままでそんな要素無かったのに知らない過去を遡及して観せられても、もはや別人としか…。ダメ押しにラストシーンの公式MADで喧嘩っ早いキャラに上書き保存されてるぞともみ。あんまりなので、もう少し丁寧にダークナイト要素を漁ってみると、

・ボクシングジム関連の事件で警察辞めてボクサーならない?って言われてた→実はステゴロ強い
・交番勤務時代のアレ→キレやすい、犯罪者マジ許さねえって性格ですよ
・ネットで応援されて見てもいない事件の目撃者を演じて、冤罪被害者に復讐で殺された事件→人はそういう部分が誰しもある、動機の補強

こんなところか…思い出してみると元々の暴発しやすさ・ネット依存気味の描写があって、突然のダークナイト宣言にも説得力があるかもね…?


ねーよ!!!!


そりゃたしかに本編で少しでもダークナイトを匂わせてしまうと、右京さんが興味を持ってしまうので仕方ありませんが、それにしてもこの3年間、裏ではダークナイトで表は平気な顔して事件解決してたって…事件自体はショボいのに精神は異常。正にサイコパスだよ。右京さんを出し抜いてるのも驚き。しょっぱいのかすごいのか、どっちなんだともみ。


後付ダークナイトを、本編の時系列にはめ込んで確認してみるとまた酷い。大体こんな感じ。


ダークナイト0―「酒壺の蛇」付近

ダークナイト前哨戦がこの回の後の4月頃。
いきなり酷いタイミングだ…この回のラスト「彼は警察官として重要なものを持っている」って右京さんが言ったような。杉下は人を見る目が無いな!ってなるよ。警察官として重要なもの…?腕力はたしかに持ってるけど…。


ダークナイト1―「劇場版3」付近

ダークナイト1回目。
8月の終わり頃。兵隊ごっこを捜査しながら、自分はバットマンごっこやってました。


ダークナイト2―「目撃証言」付近

ダークナイト2回目。12月上旬頃。…この回の後ってのが酷い。マジで酷い。ネットで祭り上げられた人を見ながら何も思わなかったかともみ。


ダークナイト3―「プロテクト」付近

ダークナイト3回目。
プロテクト付近というか、シーズン12~13の間の5月下旬頃。
「ともみって言ってみろ!!!!やっぱりともみじゃねえかー!!!!!」のアホ兄ちゃんが登場する回のサブタイトルがプロテクトだと知らなかったよ。本来ならば成宮さん演じるともみ(カイト)はここで殉職する予定だったとか。それはそれでアホすぎて伝説になるけど、それでもダークナイトよりはマシだったかな…。


ダークナイト4―「14歳」~「許されざる者」付近

ダークナイト4回目。
本当に許されないのはカイト自身だった…。「許されざる者」は暴走する正義マシーン杉下ネタもちらっと挟んだ覚えがあるが、それ以上に裏で暴走するやつがいるか!


ダークナイト5―「苦い水」

ダークナイトラスト。(この一週間後にともみ逮捕)
ラスボス候補の片山雛子と初遭遇した3代目相棒、翌週には即お別れって雛子もビックリだよ!


やっぱり色々と酷いと思う。


相棒って再放送が多くて、ついつい観ちゃうことも多いのですが、これからシーズン11以降をどんな気持ちで観たらいいんだ…。ダークナイト(カイトこと、ともみ)が罪人に怒ったり、説教してる再放送をこれからどんな気分で観ればいいんだろう…。ゼロは何も教えてくれない。

今日のともみは朝から機嫌が良いから、ひょっとすると昨夜はダークナイトしてきたのかな…とか、
今回のオチは後味が悪いから、このあとダークナイトして鬱憤晴らすな…とか、
スマホを弄ってる時はダークナイトスレでも見てるのかな…とか、
この犯人ここで捕まったからダークナイトされずにすんだな…とか、

ダークナイトの機嫌や端々のリアクションが気になって、下種な妄想ができて案外楽しく観れるかもしれない。歪んだ楽しみ方だ。だってさ、例えば、どの面さげて前の署の上司糾弾してたの、とか考えちゃうじゃない。少しの不正にも怒り悲しんでいたけどお前はサイコかと(ちなみに今シーズンでも現職鑑識官が犯人の回があったけど、真面目に捜査していました…)


カイトの期間がこれで黒歴史的扱いになったらそれはそれで笑えるが、しかしそんな扱いにしたのは他でもない公式だからな?!こっちはそんなどんでん返し、ちっとも望んでいなかったからな!?話題になってるからって成功したとかスタッフが思ってたら本当にどうしよう…。どうしようもないか。

テーマ : 相棒 - ジャンル : テレビ・ラジオ

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